内科 – 高血圧(本態性)

内科 – 高血圧(本態性)

高血圧

高血圧

日本では3人に1人が高血圧と言われています。65才以上では約7割、75才以上では約8割の方が高血圧になります。
高血圧には自覚症状が無いことが多いので、以前は健診等で偶然発見される事が多かったのですが、現在は血圧計を購入して頂いて、自宅での血圧測定を皆さんにお勧めしています。病院や健診で血圧を測ると普段よりも血圧が上昇する、”白衣性高血圧”と呼ばれる状態が珍しくないからです。
高血圧の状態を放置しますと、血管に負担がかかって「心筋梗塞」「不整脈」「脳梗塞」「脳出血」「腎臓病」を発症する危険性が増えます。
また、若い方で血圧が高い場合には”二次性高血圧”(病気のために血圧が上がる)の可能性がありますので、きちんと検査をすることをお勧めします。
高血圧の治療に大原則は、”生活習慣の改善”です。具体的には、塩分を少なくする、軽めの運動を毎日30分、飲酒を控える、禁煙、質の良い睡眠を取る、などです。
加えて、血圧を下げるお薬を飲んで頂く場合もあります。

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