内科 – せき・ぜん息

内科 – せき・ぜん息

いろいろな咳

長引く咳やしつこい咳は、咳喘息、気管支炎、肺炎、気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、アトピー咳嗽、過敏性肺臓炎、慢性気管支炎、百日咳など呼吸器系の疾患が考えられます。また肺がんの初期症状時や肺結核などの重大な疾患の可能性もあるため、単なる咳と放置せずに、胸部レントゲン検査や血液検査で早めに調べることをお勧めします。

ぜん息

気管支喘息は、気管支が慢性の炎症により狭窄や過敏状態になり、発作性の呼吸困難や咳・痰を生じる病気です。その背景にはアレルゲンの吸入、運動、ウイルスや細菌の感染、ストレスなどが関与と考えられています。治療としては、気管支拡張薬で狭くなった気管支を拡げることだけでは不十分で、ベースにある炎症を抑える「抗炎症療法」も行います。喘息の方においては、症状が無くても気管支の炎症が水面下で続いていることが多く、抗炎症療法を一定期間継続することが、難治化を予防する点からも大変重要です。

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